【今日のツボ☆冬の養生１～腎の働きを高める「腎兪・関元・太谿」】
腎の働きを高める
腎兪・関元・太谿
朝晩の冷え込みが厳しく、寒くなってきましたね。
中医学（中国伝統医学）の陰陽五行の考えでは、冬は腎に影響を与える季節とされます。
腎は寒さに弱いので、冬の時期は腎の働きが弱くなりやすいのです。
腎は生命の源として、成長、発育、生殖をつかさどっています。
腎が弱ると、免疫力や自然治癒力の低下、疲れやすい、病気になりやすい、骨や歯がもろくなるなどの症状が現れることがあります。
これから風邪をひきやすい時期でもありますね。
ツボ押しで腎の働きを高めて、からだの土台を整えていきましょう。
親子マッサージは親と子どもの両方の心と体を元気に、楽しく、幸せにします。
揉み方
基本的に、子どもへのツボ揉みは写真のように３本の指を使い やさしく揉みこむようにしてください。
3本指で揉めない場合は親指でも構いませんが、大人のように強く痛く押さないように気を付けてください。
ツボの取り方
指〇本は本人の指で測ります。子どもの指で測ってください。
【腎兪（じんゆ）】
中医学では「腎」は成長、発育、老化に関わる大切な臓腑です。
生命力を高める、全身の不調改善、老化防止 など
位置：お臍の真裏から指2本分両側
【関元（かんげん）】
関元は「元気の玄関」、元気が存在するところという意味があります。
疲れやすい、胃腸を整える、冷え性、生理痛 など
体を根本から温める
位置：身体の中心ラインにあり、お臍から指4本分下
【太谿（たいけい）】
「腎」と関係するツボの中でも、最も重要なツボ（原穴）とされています。
血の巡りをよくする、冷え、むくみ など
位置：内くるぶしとアキレス腱の間のくぼみ
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