【11月のツボ☆冷えの改善・対策 ~血の巡りをよくする~「三陰交・血海・湧泉」】

11月のおすすめツボ
「三陰交(さんいんこう)」「血海(けっかい)」「湧泉(ゆうせん)」
11月は、秋から冬へと季節がうつりかわる時期。
朝晩の冷えや、乾いた空気で体がこわばったり、元気が出にくくなったりします。
中医学的には、冷えや乾燥で「血のめぐり」や「腎(じん)の力(エネルギー)」が弱まりやすく、体の内側からバランスをくずしやすい季節です。
そんな時期におすすめなのが、からだを温め、気・血・水の流れを整えるこの3つのツボです。
揉み方
基本的に、子どもへのツボ揉みは写真のように3本の指を使い やさしく揉みこむようにしてください。
3本指で揉めない場合は親指でも構いませんが、大人のように強く痛く押さないように気を付けてください。
ツボの取り方
指〇本は本人の指で測ります。子どもの指で測ってください。
ツボ
【三陰交(さんいんこう)】
位置:足の内くるぶしの上、指4本分あがったところにあるツボです。
このツボを温めたり、やさしく押してあげると、足元から体がポカポカしてきます。
冷えやおなかの調子をととのえるのにおすすめです。
中医学的ポイント:
三陰交は、「肝・脾・腎」の三つの経絡(けいらく)が交わる場所。
これらは体の「血」「気」「水(体液)」を調整する大切な経絡であり、ここを整えることで冷え・むくみ・月経・情緒の乱れなどに働きかけます。
◎おふろのあと、ママやパパが子どもの足をやさしくさすってあげましょう。


【血海(けっかい)】
位置:ひざのお皿の内側の上、指3本分上がったところにあります。
※位置が分かりずらければ写真のように掌の付け根で優しく揉みます。
乾燥しやすい季節に、お肌のうるおいを保つお手伝いもしてくれます。
中医学的ポイント:
「血の海」と書くように、血(けつ)を増やし、めぐらせるツボです。
気温が下がり、血の流れが滞りやすくなる11月にはぴったり。
血を養い、皮膚のうるおいを保ち、冷えや乾燥、くすみにも◎。
◎ 運動のあとやおふろのあとに、親子でトントンとリズムよく刺激してみましょう。


【湧泉(ゆうせん)】
位置:足のうらのまんなか、指を曲げたときにへこむところにあります。
「元気が湧き出る泉」という名前のツボで、体の中からパワーがわいてくる場所です。
中医学的ポイント:
「腎経(じんけい)」のはじまりのツボで、生命エネルギー(腎気)を高める働きがあります。
寒さが強まるこの季節、腎の働きを養うことで、体の奥から温まり、免疫力アップにもつながります。
朝起きたときや寝る前に、足のうらをギュッと押してあげると、心も体も元気になります。


親子での楽しみ方
おふろあがりや寝る前など、リラックスした時間に親子でツボマッサージをしてみましょう。
「今日はどのツボにしようか?」と声をかけながら、手のぬくもりで心も体もぽかぽかに。
寒い季節も、親子のスキンシップであたたかく過ごせますよ。
11月は「冷え」「乾燥」「エネルギーの低下」に注意したい時期。
三陰交で全身のバランスを整え、血海で血のめぐりを良くし、湧泉で生命エネルギー(腎気)を養いましょう。
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